自分の身長くらいあるんじゃないか、、、という口径の大きなウーファー（低音を担当するスピーカー）が目の前でブルブル震えながら大音量を出している時の様な、そんな音を聴く為の音色。

本プリセット音色は、プリセットの中にあります。

タイトル：B F D ( Big Fat Drive )

対象イヤホン： model i ANC

推奨音量：　Master Gain を -20 にアップし、スマホ音量は 30% (5/16) 程度。（音量大きめですが、これがジューシーな設定）

ーーーーーーーーーーーーーーー

プリセット音色にラインナップしているこの音色は、過剰な低域ブーストを行いつつも、どんな楽曲を聞いても破綻はしない、という調整をしています。

対象としては、90’s 後半以降に制作された音源（現代的なサウンド）を想定し、音割れしないギリギリの範囲で中低域ブーストをかけた音色。中低域をブーストしつつも、ハイ・ミッドも埋もれない（つぶれちゃったり、モコモコしちゃっては、元も子もありませんから！）。

人によっては、高域の金物（シンバルなど）がやかましい、と感じるかもしれません。その場合、 メイクして Band 9 & 10 を下げてみてください。

（この音色に限った事ではありませんが）、イヤピースはタイトフィット（キツめ）なモノを選ぶほど、この音色のエネルギーが鼓膜まで伝わります。音色の好みと同じくらい、いや、もしかするとそれ以上に、イヤピースのフィッティングにも個々人の好みがあります。model i ANC ではオーバル（楕円）、ラウンド（真円）型、それぞれに 3サイズを同梱していますが、もし、ピッタリなモノない場合は、サードパーティ製のイヤピースを探すのも楽しいと思います。

推奨音量について：

＞　推奨音量：　Drive 設定 = Lv 5。スマホ音量は 30% (5/16) 程度。

スマホの音量を上げた場合と、メイクから Master Gain をブーストする場合で、テイストの異なる音色になります。Drive の設定では、Mater Gain を調節しています。このあたりも、お好みで、 Drive 設定をスマホの音量のコンビネーションを変えてみるのも楽しかもしれません。音好きなわたしたちにとっては、自分にしか分からない様な小さな違いが、大きな違いになったりしますからね！

PS.

この音色は、開発者が「ドコにもないから作った」音色の一つです。自由に音を変えられるサウンドメイクイヤホンでなければ、こんな極端な音を製品化する事が出来なかった、そんな 1% の音色の一つ。

PSS.
この音色を当てると　Too muchになってしまいがちで、苦手とするのが、音数が多い、かつ、最初からメッチャブーストが効いている最近の楽曲。

ボカロP畑のみなさんが作る作品は、そういう楽曲が多めな気がします。（クラウドに、そういう楽曲向けの調整もアップする予定。。。）

← 音色解説TOPへ