JPRiDE Newsletter Jan-2025
2025年、サウンドメイクイヤホン model i ANC をアプデをします。
JPRiDE 代表のアオヤマです。
2025年、サウンドメイクイヤホン model i をアプデをします。
2024年は、ずっとこの準備をしてきて、2025年1月時点で 60% の進捗。ようやく出口が見えて来た、そんな感覚です。
目標は、衣替えするより前に、これをリリースする事。
(サウンドメイクイヤホンで届けたいモノ)
元々、JPRiDE がサウンドメイクイヤホンでやりたかったのは、
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♪ サウンドがガチ、クオリティ高く(キレイに聞こえる)
♪ 音色を可変にして、十人十色の、それぞれの好きな音色にでき
♪ さらに、バッチバチの迫力(音圧)
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要するに、これで聞いちゃうと、もう他のイヤホンが物足りなくなる様なモノ。ポイントは、音の質、と、音色、と、音圧(パワー)。
それによってユーザーの皆さんに何を届けられるのか、というと、当然【どれだけ気持ちよくなれるか】です。私はこれを、【バカになれる時間】といっています。
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もうちょっと具体的にいうと、自分の大好きな曲を聞いて、サビに向かって盛り上がるクライマックスで、
♪ やばー! って、音圧に圧倒されそうになるとか、、
♪ サ〜、、、! と鳥肌が立つ、とか、
♪ うおー、って、アガる、とか。
♪ ドラマチックにめっちゃ浸れる、とか。
そういった種類の気持ちよさです。
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そんな【気持ちよくなれる】状態に、いかに、ストレートにどっぷり、僕らを放り込んでくれるか、それが、イヤホンのおシゴトだと思っています。
しかも、価格は1万円とかで、気軽に買える。普通の人が、普段の生活シーンで、細かいことを気にせず、さくっとポケットに突っ込んでラフに使えるイヤホン。
そういうモノがまだ世の中になかったので、作っちゃおう、と、、、
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試行錯誤し、2023年の4月にリリース出来た【サウンドメイクイヤホン model i ANC】は、一人のユーザーとしてそれを満足できるレベルで達成したと思っています。
もちろん、「あれば便利な機能」の全てを搭載することは出来ていませんが、はじめから、JPRiDE は、全てを取る、という事を目標としていません。出来ないことは、出来ないのです。取捨選択。。。
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そのかわりに、サウンド(音楽を聞いてブチ上げれる性能)に全振りし、そこについては、他のどのイヤホンでも代替できないモノにする、そこに注力しています。(コンセプトについて詳しくは、 サウンドメイクイヤホンのコンセプト https://x.gd/XuPq4 コチラをご覧ください)
そんな風に、少なくとも、私自身にとって、これ一つでいい、だからもう、次の商品を作る必要なんてないんじゃないか、って考えていました。商品自体は、このまま大きなモデル・チェンジをせず、地道に、これを欲しい人の手に届けていくコトを頑張ろうかな、と。。。
(商品を増やしたりしない)
実際、そこらの数万円クラスが物足りなくなる、ってイヤホンだと思っているので、商品を増やすつもりはありません。たった一つ誰かに勧めるならどんなイヤホンか、それが一つあればいい、と。
反面、商売として成立させる為の事も考えないといけない、なんていうジレンマも常にあります。
一般的には、メーカーは売り物を増やしたり、より高いモノを売って売上を増やそうとします。特に、高いものを売れ、あるいは、高く売れ、ってのは、周りの先輩や友人達から、めっちゃアドバイスをもらいます。高くてもいいモノなら買ってくれる人はいて、そういう市場(マーケット)がある、と。
ビジネスとして活動している以上、自分にも、そういう考えがないわけじゃありません。
で、実際、マルチドライバのIEM(インイヤーモニター)タイプのTWS、BAとDD、ピエゾマグネティック、各種ドライバを合計8発搭載、みたいな、アコースティック部分にコストを投じたイヤホンを、試作までは進めました。
けど、やっぱりこれはストップしました。
というのは、コストをかけるほど、サウンドの質は高められる事は確かなのですが、あるポイントをすぎると、投下するコストに対するクオリティの向上が鈍化します。
そして、当然、コストをかけたら売り物が高くなっちゃいます。数万円、とか超えてしまって、誰もがサクッとポケットに突っ込んで気軽に使える、そんなモノじゃあなくなっちゃいます。
(そもそも、ワイヤレスイヤホンは一生モノになりえない。その理由)
かりに、一生モノ、的なプロダクトで、何十年って使えるもの、(たとえば、ビンテージの楽器)であれば、コストを度外視した趣味性の高さ、トコトンまで、、、ってのはアリ得ると思うのですが、
ワイヤレスのイヤホンって、宿命的に、【一生物】になりえないんです。
その理由は、リチウム電池 の制約。これを使っている製品全てに共通する、一定に充放電回数で、必ず、電池に寿命がある事。普通に使っていれば、数年で寿命を迎えるのです。(逆に、全く使わければ使わないで、電池が死んでしまう、という特性もあります。。。)
これを回避する為に、電池を交換できる構造も理論的には可能なのですが、現実的には難しく、この制約は、リチウム電池に変わる、次世代の電池、とか出てきたら話は変わるんですが、まだそれには時間がかかりそうです。
そして、私自身、一生物になりえないと分かっている道具に3万円とか4万円を払いたくありません。電池がヘタるタイミングで気軽に買い替えるくらいのノリで使えるモノがいいし、日々の生活の中で、気軽に普通に使いたいのです。もし失くしてしまっても、2,3日で元気になれるような、、、また買えばいいや、って思えるような。。。
なんていうか、ギターの弦を張り替えるみたいな感じです。。。(って、そこまで気楽じゃありませんけど。)
だから、ガチガチにコストをかけたイヤホンのプロジェクトは凍結しました。
だから、アプデをすることにしました
♪ サウンド(音楽を聞いてブチ上げれる性能)に全振り
この軸を変えず、本質的な価値だけを高める事、端的にいって、サウンドのクオリティを高めるアプデを準備しています。見た目は少ししか変わりませんが、心臓部分を含めたハードウェアを刷新したアップデートを準備しています。
2025年は、年明け早々、製造委託先の工場や開発委託先のラボを回って調整を行ってきます。
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これから、SNSや、Newsletter などを通じて、開発現場の裏側、みたいな舞台裏を、実録ドキュメンタリーっぽく、お届けしてみようと思います。(こうして公言するコトで、後に退けない、そんな状況に自分を追い込む、という意味もあります 笑)