JPRiDE Newsletter Dec-2023

高音質って?
良い音って?

なんなんですかね?

と...

お客様から、
“深い” 質問をいただきました...

with つけあわせ 〜
サウンドメイクイヤホンの由来)

とある週末の夜、サウンドメイクイヤホン model i ANC をお買い上げいただいたお客様から、 X (Twitter) でこんなポストをいただきました。

(X より引用 ここから)
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コーデックってなんなんすかね?

aptXで今まで聞いていて高音質という事でしたが、今回AACでも今までより良い音と思えました。

高音質って?

良い音って?

なんなんですかね?

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(X より引用 ここまで)

いい音って何? 簡単なようで、とても回答が難しい、深いテーマのご質問。。。そして、実は、これは【まさにその為にサウンドメイクイヤホンを作りました」というトピックで、サウンドメイクイヤホンの開発コンセプトそのもの。それについてまとめたブログはここにあるのですが、

 → https://x.gd/HjCOt

このブログではコーデックとかには言及していませんので、お客様の質問の回答の50%にしかならない。。。

しかもです、、、このトピックは、触らぬ神に祟りなし、なトピックなのです(そもそも、自分には正解、というものが分からない。。。というか多分、正解、という様なモノがあるトピックではない。だからこその、厄介)でも、せっかくお客様から連絡をいただいたので、やはり、自分の見解くらいはお伝えするべきだと思いました。

そんなわけで、下記の回答書いてから、X に 140文字を超えないよう分割して投稿しました。

(X より引用 ここから 原文ママ)
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この問いは、個人的には長いこと向き合っているので、あくまで個人的な見解ならもっていますので、それを共有します。

一定以上の質、その先は、好み、と思っています。質を左右するのは、ソースから送られてくる
A: 信号の品質と、
B: それを空気振動に変換するアコースティック(音響)メカニズム、です。

有線と無線の違い、また、無線のブルートゥースのコーデックの違いは、信号の品質を左右します。質の、A. については、有線とブルートゥースでは、あきらかに明瞭度やダイナミクスなど、違いが感じられると思います。

反面、ブルートゥースのコーデックによる違いについては、正直なところ、とても耳が良い人でないと、あまり変わらないと思います。このアタリは、もはや感じ方の領域なので、かなり難しいです。大きな声で言えないトピックです。(もはや、黙っている方が無難ですw)

ここで、少し脱線して、コーデック、に関する参考記事を。

ネット上にはこたつ記事(ページビューを集める為に、そんなに詳しくない人がネットで検索して集めてまわった記事)が量産されている中、参考になる記事だと思います。

https://x.gd/O1r2n
https://x.gd/zz1oq

なお、上記の記事では、そんなに差は感じられない、という論調ですが、逆の論調の記事でも信頼して良さそうな記事があります。なので、私自身は、この問題はあまり重要視していません。宗教論争みたいになる危険性もあるので、、、(黙っている方がいい、と申し上げた理由です)。

なお、model I ANC については、初期ファームウェアでは、SBCのみでリリースしました。お客様に届ける音質的に、それで問題ないと感じたからです。

途中で、AACコーデックの方が、日本特有の電波事情(混雑するラッシュアワーのターミナル駅の改札など)で、信号の安定性が高い事を確認した為(これは、ラボのテストでは発見できない問題でした。特定の場所で、特定の時間帯でしか確認できない問題なので、このテストの為だけに、満員電車に乗り込んでフィールドテストをしましたw)、AACコーデックを採用しました。

個人的な見解ですが、なんちゃらコーデック、うんぬんを謳うことは、ネットでの通販が盛り上がってからの流行です。他と少しでも差をつけたい、とする売り手の努力です。結果として、ほとんど違いを体感できないこの部分に、必要以上の焦点があたるようになりました。

コーデックうんぬん、よりも、アコースティックな機構の方が、音楽を楽しむ上での質、という部分への影響が大きいですが、これは、結局のところ、聞いてみないと良さが分からない、ので、違いを伝えづらいのです。それより、なんちゃらコーデックの有無、これは分かりやすい。アリか、なしか、です。カタログスペックで、優位にたっているように記述できます。

反面、音がいいかどうか、また、どんな音色なのかは、周波数特性を示したところで、ピンときません。よほどの専門家でもないと理解ができませんから。

少し脱線しすぎたので、話を戻しますが、ブルートゥースのコーデックによる影響よりも、音響機構のメカニズムが大きく、出音に影響します。

そして、一定の質をクリアしているその先に、結局のところの、音色のスキキライ、があります。どんなにいい音、とされている音色でも、スキキライ、があります。だから、値段の高いイヤホンが必ずしも、自分を満足させてくれるとは限らないわけで、いい音は、つまるトコロ、ある程度以上の質で、かつ、好きな音だと思います。

https://x.gd/gXqMd

ここに、イヤホンを探す面白さもあるわけですが、、、

色々な音色をコントロールすることで、色々な趣味の人が、それぞれの好きな音色を見つけられる、なければカスタマイズして自分の好きなおとに近づける、ということを、やりたかったのが、サウンドメイクイヤホン、なのでした。

model i ANC の初期ファームウェアでのSBCのみ時期と、AAC対応以降の時期のお客様の反応をみても(アマゾン上でのレビューでも確認できちゃうのですが)、出音に対する評価はほぼ変わっていないように見えます。コーデックは、お守りみたいなモノ、と考えていいと、個人的には考えていますw

それに対応していた方が売れる、みたいな、ビジネス的な考えを当方はあまりもっていないので(マーケット調査をするコンサルタントなどであれば、スペック比較表をみて判断するのでしょうが、音楽ってそういうモノではないはずなのです)、

AACだの、全部入りだの、って謳えるモノを販売した方が時流にあっているのでしょうが、、、それよりも、普通なら絶対に製品化されるワケがないような音(例えば、馬鹿みたいな音圧とか、どこを探しても見つからない強烈なベース)も届けられるイヤホン、としてサウンドメイクイヤホンを作りました。

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(X より引用 ここまで)

Xの投稿連投中に、ひとつふたつ、アップロードに失敗したブロックがありましたが、上記が、X返信用に書いた原稿です。

実は、以前から 音質 という言葉だけでは、コミニュケーションがしづらいな、と感じていました。世の中で、音質、という言葉がよく使われます。これは多くの場合、よしわるし、という、質(=クオリティ)の高い・低い、を語る文脈で使われます。ですが、、、


それじゃあ足りないのです。

経験がある方も多いかもしれませんが、試聴ができるイヤホンやさんでの、めっちゃ高額なイヤホンのお試し。。。数万円〜を超えるようなモデルは、どれもいいです(いいに決まってる、、、)。ところが、いくら高いモノでも、良いとされているモデルでも、評価の高い有名な機種でも、実際に聞いてみると好きになれない、、、そんな事があったりします。っていうか、けっこうたくさんあります。サウンドが自分に合わない、というコトが。

一言で言ってしまえば【サウンドの方向性】の【スキキライ】です。

で、これがメッチャ大事なんです。

私は最近、これを表現する為に【音色】という言葉を使っています。(実際には、「音質」も「音色」も、質と方向性を両方含んだ言葉なので、ピッタリくる言葉選びは、まだ終わっていませんが、、、)

そんなわけで、上記の引用でも書いた事なのですが、私は、質がいいだけじゃダメでした。いくら高額なものでも、ストライクゾーンを外していたら、やっぱり、ダメなのです。一定以上の質(クオリティ)で、かつ、自分の方向性(ストライクゾーン)に来てくれる音色がほしいのです。

その為に、一定以上の【質】を持った素材を、自分の好きな方向に少しだけ変える。気分によって、曲によって変える。まるで、TPOにあわせてメイクをする様に。。。だから、サウンドメイクイヤホン、というネーミングを決めました。

そんなメイクを、自分たちで出来るように、開発者の使える道具をほぼ全て使える、その機能を搭載したのが、model i ANC です。

12月中には、対応アプリのアプデを行い、クラウドでの音色設定の共有が出来るようになります。

極端な好みの設定、特定の曲を再生する事に特化した設定、などなど、それぞれの好きな音を、他のみんなとも共有できます。スキキライってとても個人的なモノですが、自分の趣味に極端に寄せたモノであっても、世の中の 1% くらいは自分と近い人がいるはずです、なので、ユーザーの皆様には、ドシドシ、共有いただけると嬉しい限りです。

1ユーザーとして、皆さんとお気に入りの音色設定を共有できるのが楽しみです。

2023.12.11

JPRiDE 代表

あおやま AJ じゅんいち

クラウド上で音色を共有。

SOUNDMake クラウドは、他の全てのユーザーと作成した音色を共有できる機能です。アップロード数は、実質上、無制限。お気に入りの音色を共有してください。