JPRiDE Newsletter Sep-2026

JPRiDE のアオヤマです。

2026年9月のニュースレターです。
トピックは3つあります。

  1. アプリのアップデート:

  2. アラフィフのバイブコーディング:

  3. 新商品 QUEST SE:

1. アプリのアップデート:

Coming soon... と投稿してから半年以上経ってしまいました。
大変、お待たせしました。

https://shop.jp-ride.com/products/jpride-model-i-anc-mk2-quest

このアプリは、50過ぎ(あらふぃふ)の私が、ほぼ一人で作っています(ほぼ、というのは、権限的に手を出せない "イヤホン上のチップに命令を送る部分" があり、そこだけ外部委託しています)。

サウンドメイクイヤホンのリリース時から、ずっとやりたかった事が、やっと出来るようになりました。

僕ら普通のリスナーが自分の為だけにサウンドを調整できる、それを、音楽を作る人たちが使う DTM(コンピュータ上で音楽を作る事)ツールに搭載されているツールの様に、ビジュアルで直感的に操作しやすく、加えて、こんなモノも欲しい、あったら面白い、便利、、、そういったアイディア達。。。

目で見える、手描きする、まぜる、Simpleなアイディアですが、楽しいと思います。少なくとも、誰よりもこのアプリで遊んでいる私自身が、こんなモノ欲しい、と思いついた機能は全て加えています。

ぜひ、楽しんでください。

今回から、友人のアドバイスで、アプリにバージョン名を付けています。
ver 4 になる今回のリリースは、 Slash 4.0 です(ネタ元はミュージシャンの名前、、、音楽好きの方ならすぐに分かるヤツです)。
9月25日から配信予定です。


本ニュースレター、この先は開発ストーリーです。


今までに出来なかった、、、と前述しました。

その理由はというと、、、技術的な問題(自分じゃ作れない)、だったらプロに頼むしかない(予算の問題)、そして根本的な、クリエーション( & 想像)力の問題。。。いきなり最終系をイメージするコトが難しくて、まず何かやってみて、それに触発されて、もっとこうしよう、それをひたすら繰り返し、それをやりたい。でもこれ、外部に依頼して開発、ってなるとほぼ不可能なんです。

これまでは、そんな中で出来るコト、最大限の工夫、、、そうしてきたのですが、状況が変わりました。

自分で作れる様になったのです。

2. アラフィフのバイブコーディング:

このセクションでお伝えしたい事は1つです。

今、PCやスマホの中の事は大概は自分で出来る様になった(あるいは、時間の問題で出来るようになる)。今回リリースしたアプリみたいなモノが、非エンジニアのオッサンでも作れる。やりたいことがあれば、このくらいは誰でも出来る、という事例として読んでください。

そして、この事例で【やりたい事】とは、
誰かが良いといったモノでなく(王様の耳はロバの耳)、
自分の好きなサウンドで気持ちよくなることです。


さて、最近、巷でニュースな ai 。

私も何年か前から数ヶ月おきに タッチ&ゴー(試して、こんなもんか、でやめる)して来たのですが、本格的に使おうとは思わなかった。 それが、26年の初頭に友人が使っているのを見た時、今なら何でも出来るんじゃね? と思い...

26年2月。。。

ai でバイブコーディング、そんなノリの良い言葉は聞いた事があったので、そんな風に作れるだろ、と思いきや、、、

それは地獄の始まり...w

50すぎて、20代の頃さながらのハードワーク。。。(働き過ぎて死にそうになりましたw 日記(ブログ)でも書いておけばよかったです)

最初から、アプリ自体を自分で作れるとは思ってませんでしたから、モックアップから始めました。外部委託を前提に、開発者に自分の作りたいモノのイメージを伝えるシミュレーションを見せる為の道具として。

モックアップ上(パソコンの画面の中)で、アプリのUIを自分の理想に近づけていきます。これは本当にイージーで、ちょっとしたウェブページを作るのとほぼ同じ作業(そういうのは、ai は得意です)。何かを作ると、それ自体にインスパイアされて、もっとこうしよう、という機能やデザインの改善をたくさん思いつきます。そういうのを、その場で全部実装していく。

それをしていく中で、気づきます。アプリも自分で作れるんじゃないか、と。

この時点での想定は、かなりナメています。モックアップを作る(ざっくり最低限でいい)のと、製品版のリリースを作る(細部までキッチリ、少数の例外も最大限にカバーしつつ、セキュリティリスクまで気を配る)のは、まるで違います。

ただ、

イヤホンのサウンドをコントロールする、というシンプルな機能のアプリであっても、実際に裏側をキッチリ作ろうとすると制御する画面の項目も多いし、イヤホンの内部で使われている計算ロジックの情報も必要だし、そうした事の調査・解析、画面のエフェクト、レスポンシブ対応、次々に増えていく機能(やりたい事が増えていきます)、クラウドの接続でつかうデータベースへのアカウント作成、認証、EQのアップロードとダウンロード、

and many more..

こうしたこと、ゼロからやろうとしたら頭痛くなってきます(多分、最初にどのくらい大変か知っていたらやってません。知らぬが仏、ってやつですねw)。でも分かった事は、バイブコーディング with 根性、で出来ちゃう、ということ(これを読んで下さっている皆様にも出来ます)。

大変だったのは、ai が答えを持っていない部分への取り組みで、例えば、ドローモード【手描きするカーブを逆算してEQ設定値に置き換える】の中で動く【フィッティング】は苦労しました。世の中に情報が多いテーマであれば今の ai は過去の情報を学習しているので、得たい結果だけ伝えれば実現してくれますが、ドローモードで使うフィッティングなんて、いくら探しても、そのまま使えるネタが見つからない。

理論上、これをやってくれ(得たい結果)、と ai にリクエストして、あらゆる可能性を順番に試して自発的にロジック自体を改善するループを組んで自律的に実行して、みたいな事をすればいつかゴールに到達しますが、それを実際にやるには無限の計算リソースと天文学的な時間が必要になるので、私の持っているリソースでは実現不可能。(実際にこのアプローチを試したものの、数日でそれに気づき、断念)

そうなると、自分である知恵を絞って焦点をしぼって方向性を与える必要があります。ロジック(手順)を組み立てて、それをひとつずつ試していく。

不思議なもので、こんな風に、いくつかの問題をクリアしていく経験をすると、ai を友人だと思えるようになってきますw

4月には、アプリのフロント層(私の担当パート)は完成して、スマホ上で画面だけは動く状態にはなっていました。あとは、裏側。イヤホンに命令を送る部分。これは、送る命令は数種類しかないので一瞬で終わると思っていたのですが、外部の開発委託先の開発者さんとのやりとり。。。ここで想像以上に時間がかかりました。

ただ、待つ時間も無駄ではなく、バックエンド待ちの時間にいくつかの機能を追加しました。フォントサイズ切り替え、言語切替、A/Bスナップショット、ライブラリに音色を追加、音量ガード機能、クラウドEQの音量ノーマライズ機能、などなど。。。

今回のアプリのアップデートは、
私自身、自分がユーザーとして欲しいモノを、自分の手で形にしてみなさんと共有できる。
私にとって、そんな大きな意味を持っています。

ぜひ、遊んでください。

3. 新商品 QUEST SE:

本当は、春にアプリのアプデ、秋に新商品リリースとしたかったのですが、時期が重なってしまいました。新商品、でます。QUEST SE といいます。 SE は - Student Edition の略です。

意味は2つ。

(オモテ)学生さんでも買いやすい。

(ウラ)プレイしたら 14歳 に戻れる。

14 ( Fourteen ), when we play.

サウンド ?

いつもお伝えしている様に、一定以上のクオリティを前提としますが、サウンドは "よしあし" じゃなくて "スキキライ" だと思っていまして、私自身の好みでいうと、

model i ANC < QUEST SE =< QUEST

です。

キャラ違いなので、スキキライ、であっても比較は難しいですが、しいていうなら、って感じです。

コイツも、かなりキテます。

SE については、もうリリース時にもっと詳細に紹介させていただきますので、少しだけお待ちください。SE はいま、運搬中なので、秋のうちにリリースできます(今回は間違いありません)。