JPRiDE Newsletter 19-Sep-2025 #2(前編)

実機収録サウンド・デモ

サウンドメイクイヤホン JPRiDE QUEST


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ページ内のアップデート内容のお知らせにつづき、実機収録サウンド・デモ  というセクションがあります。

実際の音を届ける...
長い道のりでした...

◯ 音を【直接】届ける事は出来ない... けれど...

サウンドを売り物にしている全てのプロダクトで言える事ですが、実機を試す以外の方法で【音】を直接届ける事が出来ません。

今までずっと、ネットを介して音を伝える方法がないかと考えて来ましたが、、、これは出来ないのです。なぜって、最後は、相手が再生に使うデバイスの音になってしまうから。

例えば、友人に聞いてほしい音があるとします。動画リンクや、サウンドのファイルを渡します。それを受け取った友人はどうやってそれを聞くか、、、、イヤホンかもしれないし、スピーカーかもしれない。。。当然、音はそこから再生されるわけで、聞いてもらう音は、そのデバイスの出音となります。

それじゃあ、、、イヤホンの音を届ける事って、やはり出来ない。。。

ですが、、、

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相対的に伝える事はできる

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私はよく、趣味であるギターや機材の関連動画をYouTubeで見ます。機材紹介とか、ギターのサウンドの紹介とか。

♪ ギターやアンプの音色の違い

♪ エフェクター(音を味付けする機材)の効果の違い

♪ etc. 、、、

YOUTUBE でこんなコンテンツを視聴する時、パソコンの内蔵スピーカーでサウンドを聞いてます。 直接、音を聞くことは出来なくても、それで、かなり分かった気分になれます。

その理由は【違いを感じ取って】いるから。相対的に違いを理解する事なら出来る、という事。だったら、イヤホンのサウンドを伝えるコトも、その方法で出来るじゃないか、と。

これが、たどり着いた方法論。

いや、、、ここまでは、ずっと前から思いついていた。。。

「でも、実際に録るの無理だ...」って諦めていました。

どうせ無理だと思っていたから、本気で調べてもいませんでした。

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で、実際に録る

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録音の方が大変でした...

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イヤホンから発射する信号が、
振動が鼓膜を震わせ、
それが脳に音として伝わる。

その振動を録音するには、きっと人間の耳や頭のカタチが影響するはず。。。

ヘッドマイクが必要か。。。

まずはこの切り口で調査し、、、それを技術的に可能にする事が出来るレコーディング・スタジオを探し、プロのエンジニアさんに協力してもらいました。各種の実験に付き合っていただき、大感謝。スタジオのスタッフさんが優秀すぎました(プロってすごい)。

得た結論は、イヤホンの音を録るには普通の機材じゃ難しい。

頭を抱える中、組み立てをお願いしてる会社のラボに、ANC の調整などで使ってる「イヤホンが出してる周波数をキャプチャする専用機」があったを思い出す(人間って、本当に困らないと思い出さない事とか、あるみたいです)。ダメ元でやってみるか、、

【あれ、、、いいぞ。。。?】

全然使えるじゃないか。。。灯台もとらし、というやつでした。

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録れたけど、、、

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後編に続きます。

コンテンツ製作の裏側(実機収録の詳細、ai による楽曲製作とカバー、他)